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ご挨拶

おかげさまでPCPは創業13周年を迎えることが出来ました。
これもひとえにみなさまのご支援やご縁をいただいたおかげです。

あらためてこの13年間を振り返ると、会計士を取り巻く環境は多く変わってきました。特に、監査法人から事業会社へと転職する方の数は大幅に増えて、今では監査先クライアントやベンチャー支援先に会計士がいることも珍しくなくなってきたと思います。

IPO業界に目を向けてみると、昨今はIPO難民企業の問題もあって、特に中小監査法人での会計士需要は増加しています。また、IPO準備企業においてもCFOおよび常勤監査役といった役員や経理部長や経営企画室長などといった管理職として会計士が活躍しているケースは多くなっています。それもあって、IPO関連人材のお問合せは毎年増加傾向にあります。

また、なかなか経済成長が進まない環境下において、日本企業がM&Aを成長手段のひとつとして選択する事例も多くなってきました。それに伴って、M&A関連業務(特にFAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)業務)に携わる会計士人材の需要も高まっています。

上記以外にも、会計アドバイザリー(内部統制支援、開示業務支援、連結業務支援など)のコンサル会社や税理士法人、ファンドなど会計士が活躍出来る場はどんどん広がってきています。

しかし、残念なことにまだまだ多くの会計士がキャリア形成についての意識が低いために、自分のキャリア選択の幅(≒自分が活躍出来る可能性の高さ)に本当の意味で気付けていません。

実際のところ、会計士がキャリア選択できる幅は公認会計士試験合格後にどんな経験や能力を積んでいくかによって変わってきます。また、その人の性格や将来の志向性によっても選択した方が良い道は異なってきます。

わたしたちは、これまでに培ってきた約4000名の会計士の情報を整理して体系化し、ご相談にいらっしゃる会計士の方に役立つリアルな情報をご提供しています。そのうえで、ご本人が将来どのように生きていきたいのか、そして、それを実現していくためにはどうすれば良いのかを一緒に寄り添いながら考えていきます。

「転職」は人生に多大な影響を及ぼすものです。
人生に近道は無いように、転職活動にも近道はありません。転職活動にむけて当たり前のことを当たり前にやることが納得度の高い転職に繋がります。そのため、けっして「他人事」ではなく常に「自分事」として考えてわたしたちはサポートをさせていただいています。

今後も目先にとらわれることなく、ひとつひとつのご縁を大事に、そして感謝の気持ちを忘れずに社会に貢献し続けたいと思います。

2024年9月吉日
代表取締役 桑本 慎一郎

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