自己分析は、初めて転職をする方に特に必要なものです。

転職活動で最も重要な作業といっても過言ではありません。弊社では、求職者様に自己分析のやり方についてアドバイスをさせていただきます。

なぜ自己分析が必要なのでしょうか?

それは次の2つの理由に大別されます。

・自分が今後どうすべきかの行動指針を得るため
・他人に自分を知ってもらうため

例えば、あなたが掃除機を買おうと家電量販店に行ったときを想像してみましょう。

店員Aさんは掃除機についてあなたが何を質問しても、「ちょっと待ってください。調べてきます。」と言っています。

一方で、店員Bさんは質問に即答してくれるのみならず、製品化に至るまでの苦労話や豆知識についてまで教えてくれたとします。

あなたはどちらの店員さんから掃除機を買いたいと思いますか?

多くの人が店員Bさんから買いたいとおっしゃるのではないでしょうか。それは何故でしょうか?いくつか理由はあるかもしれませんが、最も大きな理由は、掃除機という「商品」について深く知っていることにより信頼を得られているからだと思います。

ここで、この例え話を自己分析に当てはめて考えてみましょう。

転職は、自分という「商品」を採用企業に売り込むことです。

そして、自己分析とはまさに自分という「商品」について深く知るために必要なことです。採用企業と言うお客様に自分という「商品」を買ってもらうためには、あなたが「商品」を深く理解し信頼を勝ち得る必要があるのです。

監修: 桑本 慎一郎

1981年大阪府生まれ。同志社大学商学部卒業。公認会計士。上場企業や金融機関に対する法定監査業務に従事し、その後ベンチャー企業の管理部長や上場企業の経理マネジャーを経験。2011年に会計士専門の転職エージェントである株式会社ピー・シー・ピーを創業。
https://kaikeishinorirekisho.com/career/181/